米シティ初の女性CEO誕生と日本大手ネット証券初の女性社長

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今日は、時事ネタをひとつ。
米銀大手のシティグループは9月10日、次期最高経営責任者(CEO)にジェーン・フレーザー社長(53)を起用する人事を発表しました。

米大手銀行で初めて女性がCEOに就任することになり、ウォール街は歓迎ムードに包まれています。
フレーザー氏は金融界で期待を集める女性の1人で、これまでに投資銀行、富裕層向け資産運用、問題を抱えた住宅ローン債権処理、シティにとって重要事業の1つである中南米の戦略担当といった幅広い業務を経験。昨年社長に昇格して、CEOに就くお膳立てが整っていた[nL4N2G73D9]。
とのこと。
米シティといえば、取締役メンバー17名の内、女性はほぼ半数の8名と、
女性役員登用率25%にとどまる他の米銀に比べて、積極的に女性を役員に登用することでも有名です。
米国内でも、昨今の女性の社会参画や積極的登用には目を見張るものがある一方で、女性CEOという点においては、金融界では他業種に比べてやや低調であると言えます。企業統治分析を手掛けるボードEXによると、現在フォーチュン500企業で女性がトップを務めるのはゼネラル・モーターズ(GM)やハーシー、ノースロップ・グラマンなど36社だが、上場金融サービス200社の中で女性CEOは4社にすぎないとの見解もあり、金融界の「女性トップの椅子」というのはまだまだ高い壁の向こうにあると言えます。
(※参照記事 Newsweek日本版)

ジェーン・フレーザー(Jane Fraser)氏のプロフィール

年齢

1967年生まれの現在53歳

出身地

イギリス セント・アンドルーズ

学歴

ハーバード・ビジネス・スクール、 ガートン・カレッジ、ユニバーシティ・オブ・ケンブリッジ、ケンブリッジ大学

略歴

スコットランド系アメリカ人の銀行経営者。ケンブリッジのガートン・カレッジ、ハーバード・ビジネス・スクールで教育を受け、マッキンゼー&カンパニーのパートナーとして10年間従事、2004年にシティグループに入社。
その後、中南米事業の責任者などを経て2019年に社長に就任。主力の消費者向け銀行事業の責任者を兼務。この度、CEO就任となった。とあります。(※参照元 ウキペディア)

日本国内 大手ネット証券初の女性社長

日本でも、以前大手ネット証券初の女性社長として脚光を浴びた方がいらっしゃいます。マネックス証券社長の清明祐子氏です。当時41歳の若さで社長に就任され、かなり注目していたことを覚えています。
男尊女卑の世界観が根強い金融界において、清明氏自身も相当ご苦労されたことと思いますが、三和銀行在籍時には「次は私が担当です」と言っていろんな会社を回った際、何社かの社長さんからは、
「えっ次は女なの?」と言われたこともあったとか。

それらを乗り越え、証券会社の社長にまで上り詰めた今の清明氏は
本当に素晴らしいと思いますね、と同時に、日本国内の女性社員の方々にとっても、かなりの励みになったのではないかと思います。

そういう清明氏が語ってらっしゃったことで、とても印象に残っていることがあります。要約すると、銀行からファンドに転職された際、銀行時代は、がむしゃらに働いていたが、自分に与えられたことを、自分のスキルアップを図りつつやり切っていたが、ファンドに移ってからはそれだけでは物事が動かないというか、できる範囲も限定的だと気づき、企業活動の大きさに合わせ、チームで動かなければ何も動かないと学習したと。チーム力の重要性を学ばれたわけです。

あと、自身の特徴をどこに求めたか。それは銀行時代に培った様々なノウハウ、貸す側から借りる側になり、どうすれば銀行から資金調達できるか、どうしたら資金効率を高められるか?という部分を自分のノウハウの糧にして、ファンド内でのご自身のポジションを作っていったと。自分がどこで役に立てるのか、どこで能力の独自性を出せるか突き詰めていったということでしょうか。

その後、リーマンショックがあり、厳しい環境の中 人とのつながりによって、当時の「マネックス・ハンブレク」に入社、現職に至るわけですが、
女性でも男性でも、自分の能力開発に貪欲で、自身の特徴を客観的につかみ、
それを用いていかに「役に立てるか」、それまでに関わった方々との「ご縁」を大切にすること、これらを意識することができなければ、このご時世、立身することは非常に厳しいと 僕も学習させられました。

清明祐子氏略歴

生年月日

1977年9月1日

出身地

大阪府

出身校

京都大学経済学部

座右の銘

「馬には乗ってみよ 人には添うてみよ」

学歴・職歴

2001年に京都大学経済学部を卒業。当時の三和銀行に入行し、法人営業や証券化などの仕組みを利用して資金調達を行う「ストラクチャード・ファイナンス」に従事。2006年にファンドビジネスを行う株式会社MKSパートナーズに参画、2009年にマネックスグループの投資銀行にあたるマネックス・ハンブレクト株式会社に入社し、2011年には代表取締役社長に就任。2013年にマネックスグループ本社に転籍し、マネックス証券の常務、専務、副社長執行役員を経て、今年2019年4月に社長に就任した。国内5大インターネット専業証券初の女性社長となる。

おわりに

いかがでしたか?
今日は、金融界の女性経営者にフォーカスして、持論を展開しましたが、
このお二方は、何か「世の中をしなやかに渡っていく」ことを実践している方々のような気がしています。非常に厳しい就業環境の中、多くの敵もいらっしゃるでしょうに、しなやかに力強く乗り越えてこられたからこそ、今がある という気がしたので取り上げてみました。とても参考になりました。
ではまた。